スマフォやPC操作が多い現代では、目の周りの血行不良になりやすく、ショボショボしてしまいます。疲れ目は、目の痛みだけではなく、慢性的な頭痛や肩こり、腰痛の原因にもなりますので、時々目を労わり休ませてあげることも大切です。ブルーライトを一番発すると言われているスマートフォンを長時間見る人は、特に注意ですね。
疲れ目や視力回復のためによいとされることはたくさんありますが、ここでは、眉毛に集まる、視力回復や眼精疲労などに効果的な4つのツボをご紹介します。
攅竹(さんちく)
このツボは眉毛の内側の生え始めの下あたりにあります。近視などの屈折異常、老眼によく効くツボです。また頭痛や三叉神経痛、目の痛みをやわらげる効果もあります。顔やまぶたのむくみ解消に効果があると言われています。
魚腰(ぎょよう)
このツボは、眉毛の真ん中の下あたりにあります。デスクワークで、パソコンの画面を見つめながら仕事をしている方は、ここにある眼球の向きを変える筋肉が固まってきます。この外眼筋に刺激を、うっ血を解消してくれるのがこの魚腰(ぎょよう)ツボです。乱視の方は特に、意識してもらいたいツボになります。
糸竹空(しちくくう)
このツボ眉毛の終わりぎわの下あたりにあります。は視力回復や眼精疲労回復に効果的と言われているツボです。目の周りの筋肉を緩め。とてもリフレッシュ効果が高いツボです。
晴 明(せいめい)
このツボは、目頭の少し上にあります。目が疲れると自然とここのツボを押している方は多いのではないでしょうか。ここのツボは、近視や、緑内障、白内障にも効果的だと言われています。
このツボは、涙の出口でもあるので、涙目になりやすい方は、ここを押すとそういった症状を和らげてくれます。
気を付けてほしい注意点
目の周りのツボ押しで、目を傷めないために気を付けてほしい注意点があります。
- ながらツボ押しをしない
歩きながら、食べながらなど何かをしながら目の周りのツボ押しをしないでください。何かの衝動指が目に入ってしまうととても危険です。
- 場所を選んでツボ押しをする
目の周りのツボを押す場合は、周囲を確認してください。電車の中や車の中、人ゴミの中では、予測不可能で何かにぶつかる場合があるからです。
- 濡れた手で指圧しない
目の周りのツボ押しをする際には、近くに眼球があることを忘れないでください。手が濡れていると滑る可能性もあるので、しっかりと手や指先の水気をふき取ってから行ってください。
- きれいな手でツボ押しをする
汚れた手で目を擦ったりするととても目が痛くなりますよね。また、目の結膜にばい菌が入ると、「ものもらい」や「細菌性結膜炎」になる危険性がありますので、必ず手が清潔な状態で行いましょう。
- 力を入れ過ぎない
目の周りのツボ押しは、目を突く危険もあるので、あまり力を入れ過ぎないように気を付けてください。ちょっと痛いけど気持ちがいいくらいが適切な力の入れ具合です。
- 伸びすぎた爪で指圧しない
ツボ押しは爪をあてませんが、あまり伸びていると、目の周りに爪の後がついてしまったり、怪我をしやすくなるので適切な長さにしてからツボ押しをすることをおススメします。