いびき
「ぐぉー」、「ごがぁー」っと本人は結構自覚がなかったりするのがいびきですね。夜眠るときには、のどの筋肉などがゆるんできます。特に息を吸うときに上気道が狭くなっていびきが起こります。場合によっては吐くときにもいびきは起こります。
一般には、太っている方や老齢の方、深酒をしたあとや疲れている場合などに起きやすいですね。ただし、あんまりひどくなると無呼吸になっている場合もありますので、朝起きたときに頭痛がひどかったり、日中異常なほどの眠気に襲われる方は、ぜひ睡眠時無呼吸症候群の専門外来にご相談下さい。
単なる鼻づまりなどからくるいびきには、つぼ刺激も有効な手段になります。
いびきに効くツボ
■上星(じょうせい)
頭の前、髪の生え際の中央から1cmほど上にある、上星(じょうせい)というつぼを使います。
上星に1日20回くらい温灸をすえると鼻のとおりが良くなってくるので、いびきがかきにくくなります。
他にも、頭寒足熱を心がけたり、横向きに寝ることで気道を確保したりすることが、いびきにはいいようです。
セルフツボ押しの注意点
下記のような場合は、ツボ押しはおススメできませんので、ご注意ください。
・お酒を飲んだあと
・食後30分以内
・妊娠している方
・発熱や外傷など体調がいつもと異なる場合